小さな工夫で大きな成果 家庭でできるごみ減量のススメ
どの家庭からも必ず排出される「ごみ」。その処理には多くの費用がかかるだけでなく、環境にも負担がかかります。そこで求められているのが、家庭でのごみ減量です。各家庭でのひと工夫が、ごみの大きな減量につながります。
私たちの暮らしと切り離せない「ごみ」の問題。今一度、私たちにできることを考えてみませんか。
今こそごみ減量にご協力を!
市では、皆さんの家庭から出たごみを収集し、クリーンセンターで焼却処理を行っています。
しかし、現在は老朽化による施設の改修工事を進めており、10月から令和8年3月までの間は、一部の焼却炉の運転を停止します。
停止期間中は、通常どおりごみを処理することができないため、一部のごみ処理を他市町村の清掃工場などに依頼することになりますが、その費用はとても高額です。
より一層のごみの減量に協力をお願いします。
停止期間中、クリーンセンターで処理できるごみの量には限りがあります。ごみの持ち込みは極力ご遠慮ください。
ごみ減量のキホンの「キ」!ごみは分別しましょう!
「混ぜればごみ、分ければ資源」といわれるように、ごみは正しく分別し、資源化することで減量できます。
ごみの分別方法は、ごみ分別アプリ「さんあ~る」や、「資源・ごみの出し方便利帳」で確認してください。
無料アプリ「さんあ~る」
ごみの出し方が調べられる!「キーワード検索」
ごみを出す日が分かる!「収集日カレンダー」
収集日を通知でお知らせ!
その他にも、ごみに関するお知らせや乾電池などの拠点回収施設の確認ができます。
粗大ごみはリユース!便利な民間サービスを利用しましょう
捨てるためにはどうしても費用や手間がかかってしまう粗大ごみ。
市が連携しているリユース事業者を利用すれば、不用品の売却や譲渡ができます。ごみとして捨てる前に、ぜひ一度検討してみてください。
リユースショップに売りたいときは…「おいくら」
複数のリユースショップの買取価格を比較し、手間なく売却できるサービスです。
- 処分費用をかけずに売却できる!
- 自分では運べない大型品も売却できる!
STEP 1 | 不用品の商品情報を入力して査定を依頼 |
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STEP 2 | 届いた査定結果を比較して買取店を選択 |
STEP 3 | 買取店に引き渡して売却完了! |
地域内で気軽に譲りたいときは…「ジモティー」
ネット上で不用品を売りたい(譲りたい)人と欲しい人をマッチングする掲示板サービスです。
- 簡単に投稿でき、地元で譲り先が見つかる!
- 売れなかった不用品も譲れる!
STEP 1 | 登録料・手数料無料でアカウントを登録 |
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STEP 2 | 売りたい(譲りたい)不用品を投稿 |
STEP 3 | 近所でそのまま手渡しして取引完了! |
意外と簡単!?最も効果的な減量法「水切り」
なぜ、水切りがごみの減量に効果的なのでしょうか。
その答えは、燃やせるごみを占める水分の割合にあります。
家庭から出る燃やせるごみの約40%は生ごみです。そして、一般的に生ごみの約80%は水分であると言われています。
一人一人が生ごみの「水切り」に取り組み、水分量を減らすことで、収集車両の燃費やクリーンセンターで焼却する際の燃料効率の改善につながり、結果としてごみ処理のコストを削減することができます。まずは、意識することから始めてみましょう!
ごみ処理コスト削減だけじゃない!家庭にうれしい水切りのメリット
ごみ出しが楽!
「燃やせるごみの日は重たい黄色の袋を持つのがおっくう…」と思っていませんか?この原因は水分かもしれません。
水切りをして生ごみを軽くしましょう!
イヤ~な臭いとおさらば!
水分を含んだままの生ごみを放置すると、細菌が増殖して悪臭の原因となる上、ごみステーションはカラスのたまり場に…。
水切りをして、臭いの原因菌を減らしましょう!
今日からできる水切りの方法
まずは「意識する」こと!
忙しい生活の中でさらに家事を増やすのは大変…。と思う人も少なくないはず。「生ごみを捨てる前にシンクの中で軽く振ってみる」これも立派な水切りです。一人一人の意識がごみの減量につながります。
「濡らさない」工夫を!
「野菜は洗う前に皮をむいておく」「三角コーナーを水道の水がかからないところに置いてみる」など、ちょっとした工夫で水気を防ぐことができます。
捨てる前に「絞る」!
捨てる前に生ごみをひと絞り。このひと手間でかなりの水分を減らすことができます。三角コーナーにはネットを設置して、絞って捨てるだけの状態にしておくと簡単です。

水切り袋など、市販の水切りグッズを活用するのもひとつの方法です。
安く手に入るものもあるので、ぜひお試しください!
便利アイテム「生ごみ処理機」の購入費を補助します!
生ごみ処理機とは?
家庭から出る生ごみを乾燥させたり微生物の力で分解したりすることで、減量化・堆肥化してくれる機器です。
生ごみの量を減らし、悪臭や害虫の発生を抑えることができるため、環境に優しい家電として注目されています。
補助金の申請は随時受け付けていますので、ぜひ活用してください。
補助額:購入費の2分の1
※ 100円未満切り捨て
※ 上限1万円
申請期限:購入した年度の3月31日まで
効果大!剪定(せんてい)ごみにも水切りは効果的
剪定したばかりの草や木は多くの水分を含んでいるため、乾燥させることで重量と体積が減り、使うごみ袋の数も少なく済みます。
剪定した後にそのまま天日干しするだけで大きな効果が得られます。庭木などの剪定をする人はぜひ実践してみてください。
おねがい
バッテリー内蔵製品を「燃やせないごみ」に捨てないで!!!
誤った分別で出されたバッテリー内蔵製品が原因で、ごみ収集車やクリーンセンターで火災が発生しています。
バッテリー内蔵製品は「発火性危険物」です。赤色の指定袋に入れて、月1回土曜の金属類の日に出してください。
資源・ごみ出しのルールを守りましょう
- 資源・ごみは決められた収集日の午前8時までに出しましょう。
- 防鳥用ネットやごみボックスを活用して、ごみステーションをきれいに保ちましょう。
問い合わせ:清掃事業所 ☎84-3211